中国・アジアの工場進出情報

2013.2.1 Vol.25 No.2
ビジネスレポート
4月着工成るか アジア最大級の「ダウェイ臨海工業地帯」開発

 ミャンマー最南部、タニンダーリー(Tanintharyi)管区のダウェイ(Dawei)の250平方キロにタイ最大手のゼネコンであるイタリアンタイ(ITD=Italian Thai Development)社がミャンマー政府から75年間の開発権を得て、アジア最大級の臨海工業地帯を開発する巨大プロジェクトが当初計画より1年遅れ、この4月にようやく着工されそうだ。2012年12月17日、タイのインラック首相は空路、日帰りでダウェイ開発の現場を初視察、現地でミャンマーのテイン・セイン大統領と会談し、2013年4月の着工を目指すことを再確認した。ダウェイ開発の現場にはインラック首相にキティラット副首相兼財務相、プラサート工業相、ポンサック・エネルギー相らタイの経済関係閣僚も同行、ITDのプレムチャイ社長などが説明に当たった。
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