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ビジネスレポート |
工業資産の売却、査定、取得サービスを国際展開するHilcoBid社
タイ進出での初仕事は日系工場の洪水処理 |
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米国シカゴに本社があり、有形資産・無形資産の売却、査定、取得サービスを国際的に展開しているHilcoBid社では、2011年には53カ国から60カ国への資産売却を1,800件、計10億米ドルほど手掛けている。HilcoBidの名こそ使っていないが日本にも同社の代理店がある。タイに進出したのは2011年7月で、タイ法人であるHilcoBid (Thailand) LimitedはシンガポールのHilcoBid Asiaが49%、タイのパートナーが51%出資した合弁会社。タイ進出直後にタイで50年ぶりと言われる大洪水で日系企業を中心に大きな被害が出たが、HilcoBid (Thailand)でもこの洪水処理がタイで初の大仕事となり、ニコン、サンヨーセミコンダクター、パナソニックなどでの処理を手掛けた。同社の資産処理マネジメントは、効率性、低コスト、最大限の利益、透明性、そして専門家によるサービス重視を方針に取り組んでいるという。 |
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