中国・アジアの工場進出情報

2013.1.1・15 Vol.25 No.1
ビジネスレポート
日本への実習生派遣アレンジなどのキメ細かなサービスで
工業団地の販売が好調
タイのLONG STAY WORLD SERVICE社

 バンコクのLONG STAY WORLD SERVICE CO.,LTD.(奥田耕史社長)は2005年1月31日の設立。当初は「ネットおたくだった」奥田社長がタイに来て通信事業(IT・電話回線・インターネット構築、IP電話)で起業、タイの電話会社の『true』の正規代理店(現在でも)となり、2009年からは品質が高いバンコク近郊のローカルの工業団地販売などの不動産事業に進出、さらには進出企業へのサービスの一環としてのコンサルティング事業、日本語ができる人材の派遣業務なども開始した。現在では工場用地販売・工場建設・事務所・住居仲介業務などの不動産事業が7割を占め「バンコク周辺の優良物件を顧客に案内している。タイの地方にも同社独自のネットワークがあり、顧客それぞれの要望に応じた物件を迅速に紹介している。このところ販売が急増しているのが、バンプリ工業団地に近いタイ資本による民間の『PRO IND』工業団地。インフラが整った整地済の土地が1ライ420万バーツからという販売価格が『バンコクに近く安い』と好評。「他の工業団地を見学された後でこの『PRO IND』工業団地を訪問されるほとんどの日系企業の方が契約されています。バンコクから遠い有名団地に比べて3割は安いのです。これまでに当社で10数件の日系企業がこの工業団地への進出を契約されました。進出する日系企業では洪水が無い点も高く評価されています」(同)という。
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