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<韓国>FTA効果大もウォン高影響懸念
素材関連投資は継続/非製造業投資も増加傾向 |
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2013年の韓国経済は米国を中心とした世界経済の低成長の影響で大幅な成長が見込めないとはいえ、昨秋に公表した14兆ウォン規模に上る景気対策や再利下げなどの需要喚起策が内需回復を底支えし、2012年の2.4%(推定)から3%台まで回復すると予想される。ただ足下のウォン高が長期化した場合は輸出企業の業績悪化が懸念されており、輸出停滞による民需への圧力要因となる可能性が高い。一方、米国・EUとのFTA(自由貿易協定)発効による経済効果は高く、2012年の輸出実績は5,482億ドル(前年比1.3%減)、貿易収支は286億ドルの黒字。海外からの直接投資受入額も日系企業の積極投資で過去最高に達するなど、欧米・中国など主力地域の景気後退が相次いでいた中で減少幅は抑えられたといえる。中国経済の回復が欧米市場の減速分をカバーできれば、低成長とはいえ現状維持は可能だろう。 |
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