中国・アジアの工場進出情報

2012.12.15 Vol.24 No.22
バンコクレポート
タイでペプシのボトリング会社が「反乱」
−コカ・コーラ、ペプシ、ビッグ・コーラが生き残り策−

 タイで「コーラ戦争」が勃発した。事の発端は、ペプシ・コーラが現地のボトリング会社スームスックを買収しようと公開買い付け(TOB)を仕掛けたのが始まり。タイ側がTOBを拒否し、ペプシとの契約が今年11月1日付で切れたのを受けて、スームスックは自前のコーラ「EST」(エス)を新発売した。タイでは「ペプシ」のほか「コカ・コーラ」、南米ペルー系の「ビッグ・コーラ」がひしめき合っており、エスの新規参入で各社の生き残りをかけた戦いが始まった。
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