中国・アジアの工場進出情報

2012.12.1 Vol.24 No.21
クローズアップ
東南アジアで“人材争奪戦”勃発
日本語可の現地人材枯渇/常に退職リスク対策を

 急増する東南アジアへの外資企業の進出で、現地ホワイトカラー人材が不足している。とくに同地域の中心となるタイでは日系企業に加え欧米企業の投資も増加しており、限られたパイの取り合いが激化している状況だ。同国では政府政策により教育水準向上を図っており、大学進学率も2011年で60.5%に達している。しかし人材創出策以上に求人数が多く、失業率も1%以下とまさに“売り手市場”。採用してもすぐに離職してしまう中で、いかに会社に定着させ将来の幹部候補としてスキルアップさせるか―。人材紹介会社「JACリクルートメント・タイランド」のマネージングダイレクター・蒲原隆氏は、採用準備段階〜入社後の留意点を挙げるとともに、「常に退職というリスク対策を考えておくことが不可欠」と指摘する。
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