中国・アジアの工場進出情報

2012.11.15 Vol.24 No.20
FOCUS
フィリピン
ジワリ進出が増加、見直し進む

 フィリピンでは丸紅と住友商事が工業団地を運営している。両社ともに1996年に設立したものの、アジア通貨危機の煽りを受け入居は伸びず、双方とも5〜6年で入居者が1、2社、という状況が長く続いていたという。流れが変わったのは2010年からで立て続けに入居が決定しており、ゆっくりではあるがフィリピンの復権の兆しが見えてきた。2012年に入っても、好調さは衰えていない。「フィリピンは不当に低い評価を得ている」とは両社担当者の口を揃えるところだ。
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