中国・アジアの工場進出情報

2012.11.1 Vol.24 No.19
ビジネスレポート
バンコク近郊のローカル部品工場
「現在は日系向け部品供給が3割だが、すべて日系向けを目指す」
純タイ企業のニッポン・プレス&マシーン

 『ニッポン・プレス&マシーン(Nippon Press&Machine Co.,Ltd.)』と、まるで日本企業のような社名だが100%タイ企業。経営者のビワット氏(Mr.Wivat Wasuvanich)がこの社名を付けたのは「日本企業から受注したい。そのためにも日本企業が満足する品質を提供する努力をする。日本企業にこの社名で良いイメージをもってもらえそう」との思いを込めて。ビワット氏はエンジアではなく、大学では経済を専攻した。設立は1999年11月24日。現在は2輪と4輪向けの部品を工場現場の従業員60人で作っている。これまでにタイの日本企業向けが受注の3割ほどを占めているが、「すべて日系企業向けに部品を供給する工場になりたい」とビワット社長は断言する。主に1次下請け(ティア1)に納入する2次下請け(ティア2)としての受注が多い。
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