中国・アジアの工場進出情報
2012.7.15 Vol.24 No.13
ビジネスレポート
バンコクでJETRO開催のミャンマー投資セミナーが大盛況
ミャンマー投資ブームとされる昨今だが、ミャンマーの隣国で日系企業が1万件近くも進出しているタイのバンコクのホテルで7月2日、JETRO(日本貿易振興機構)バンコク主催でミャンマー投資セミナーを開催したところ、数百人のバンコク在住の日本人が参加、会場は熱気に包まれ講師の説明に聞き入った。JETROヤンゴンの水谷俊博次長が「ミャンマーの最新概況」、アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー弁護士の十市崇氏が「ミャンマーへの進出・投資に関する法規制の概要」について講演したが、予定時間を大幅に超過する聴講者との質疑応答も活発で、ミャンマー投資を検討中の企業らしく具体的な投資方法での質問が相次いだ。JETROヤンゴン事務所へは日本人の投資調査関係のビジネスマンが連日押し寄せている現状に対処、従来は日本人1人(所長)だったヤンゴン事務所に去る6月末に初の貿易投資アドバイザーを設置したなど、日本人4人体制に拡充したという。7月2日のJETROによるバンコクでのミャンマーセミナーで出た質問に対する講師の回答を中心にして以下にまとめてみた。
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