中国・アジアの工場進出情報

2012.7.15 Vol.24 No.13
ビジネスレポート
タイ工場で造管ミル3基と熱処理炉を増設
日本とタイ双方のナストーア社長である風間寛社長に聞く

 日本冶金工業(NAS)グループのステンレス溶接鋼管メーカーであるナストーア(NASTOA、東京都中央区京橋1丁目)のタイ法人であるナストーア(タイランド)(NASTOA THAILAND CO.,LTD.)では耐食性が高いスーパーステンレス鋼、耐食性と強度を併せ持つ二相ステンレス鋼、さらにニッケル含有量を増やした耐熱鋼、高温且つ強アルカリ環境でも耐食性のあるニッケル合金など、一般ステンレスから高機能材までを扱っている。日本冶金工業は原料の板、帯メーカーで、ナストーアはその板、帯を加工してステンレスパイプ、チューブを製造している。ナストーア茅ケ崎製造所とナストーア(タイランド)の2製造拠点で需要に対応している。ナストーア茅ケ崎製造所のメインは大径管、角管の製造、ナストーア(タイランド)では小径配管、水道管、熱交換器用チューブ、自動車部品管を得意としている。日本とタイのナストーア両社の社長を兼務する風間寛(かざま・ひろし)社長をバンコクの本社工場に訪問、現状と展望を聞いた。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved