中国・アジアの工場進出情報

2012.7.1　Vol.24　No.12 産業アナライズ＜自動車＞ 日中合作の「新国民車」 東風日産ヴェヌーシアの勝算 　東風日産の新ブランド「ベヌーシア」が始動した。中国国営の東風汽車と日産の合弁会社である東風汽車のブランド、つまり日中合作である。中国で販売されている日産車よりも車両価格を安く、しかし設計・製造品質は日産水準でという商品群をそろえるブランドである。当面は中国全土に100店舗の専売店を置き、発売済みの「Ｄ50」ともう１モデルとで市場開拓を行う｡「Ｄ50」は「マーチ」と同じＢプラットフォームを使用するが、ボディは全長4480×全幅1695×全高1535mm、ホイールベース2600mmと「ティーダ」並みに大きい。エンジン排気量は1600ccである。これから自動車需要が盛り上がる内陸部の中小都市および農村をねらった安価なモデルであり、部品調達では「全量中国産」をねらう。いわば日中合作の「新国民車」である。東風日産が「勝算あり」と胸を張るヴェヌーシアを分析する。 ⇒全文(PDFファイル) ⇒全文(HTMLファイル：図表含まず) 全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを

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