中国・アジアの工場進出情報

2012.6.15 Vol.24 No.11
ビジネスレポート
イワタツールと合弁で工具の本格生産も開始
タイのFACTORY MAX社

 FACTORY MAX CO., LTD. は日進工具、スピンドルメーカーのナカニシ、不二越の工具部門の工具など、日本のツーリング(工具)のタイでの商社、代理店業がメインだが、米国、中国、韓国、台湾などの機械工具関連商品も扱っている。同社のホームページには日本企業を中心として36社のロゴが掲載されている。「およそ70%が日本企業向け、20%がタイ企業、残る10%が欧米、韓国、マレーシア企業向けに販売しています」と同社のスラポン・タンタラトン(Surapong Tangtaratorn)社長。日本のイワタツールとの合弁による工具の本格生産もこのほど開始した。日本の工具メーカーが中心だが、韓国からはホブ製歯切り工具、中国からは研磨用サンドペーパー、米国からは金属加工の工作機械で使用するクーラントやダイカスト・オイルも輸入している。「当社の顧客管理のデータベースには約3,000社がインプットされており、毎月、その内の800社と取り引きがあります」と1968年6月生まれのスラポン社長は説明した。
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