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投資環境スタディ |
ビジネスのリスクも高まるミャンマーの最新事情 |
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今年初めてのミャンマー訪問をタイのバンコクからの往復で実現できた。ビザはバンコクのミャンマー大使館で取得したが、申請者(西洋人のバックパッカー観光客が多い)の列は大使館内で並び切れずに大使館外の道路まではみ出ており、ミャンマーの観光人気が高まっていることも実感した。ミャンマー最大都市であるヤンゴンの中心部のホテルは高級からゲストハウス的なところまでこの1年で2〜3倍に値上がりしている。ヤンゴンはビルの建設ラッシュであり、いつかは現状のホテル不足も解消されるだろうが当面のホテル予約の苦労は続きそうだ。ミャンマーでテイン・セイン大統領の政権による経済開放政策が突然始まったことを受けてミャンマー人起業家も急増しているが、あまりにも速く、矢継ぎ早の変化が続くことに対して、とまどいを隠しきれないビジネスマンもいる。この1年間で、1台が数千万円もしていた日本製中古車が規制緩和により一気に数百万円に値下がりしたこと自体は国民から歓迎されているが、大幅値下がりの前に転売ビジネスとして車を買った人は大損した。去る5月からはこれまで1台140万円した輸入許可書が廃止になったため、廃止直前に輸入を決めた業者は販売時にその分を値下げしなくてはならず、大損したなど、政府の経済開放でビジネスチャンスが急増している一方で、ミャンマーでのビジネスのリスクも高まっていると言える。 |
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