中国・アジアの工場進出情報

2012.5.15 Vol.24 No.9
政界人脈
《東ティモール》ルアク次期大統領とグスマン首相
独立闘争を導いた2人の「英雄」:プロフィール

 東南アジア諸国連合(ASEAN)の「11番目の加盟国」候補である東ティモール(ティモール・レステ)では、来る5月20日の独立記念日に際して4月下旬の大統領選決選投票で勝利したルアク前国軍司令官が次期大統領に正式就任する。ルアク大統領の誕生で、7月に実施予定の国民議会選挙では、大統領選第1回投票から同氏を支持してきたシャナナ・グスマン首相率いる与党「東ティモール再建国民会議」が優位に立ったとの見方が多い。果たして、そうした読み通り、ルアク大統領−グスマン首相体制が成立するのか。同国の今後の政局は、液化天然ガス(LNG)計画などの経済開発に関与や参画する日本政府・企業も注視するところである。
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