中国・アジアの工場進出情報
2012.5.15 Vol.24 No.9
産業アナライズ<化学>
急拡大する中東勢の中国シェア
UAE品が3倍増/イラン品も存在感
天然ガスを原料とする中東製のポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン)が大量にアジア市場へ流れ込んでいる実態が浮き彫りになった。圧倒的な供給力を誇るサウジアラビアの陰で見えにくかったUAE(アラブ首長国連邦)やイランなどのシェアを合わせてみると、中東品の中国市場でのシェアが3分の1を超えた。中でもUAEのポリオレフィンは中国への流入量がこの1年で3倍の82万トン近くにも拡大し、前年の10位から一気に5位へと急浮上。6位のイラン品も存在感を高めており、この2〜3年の間にポリオレフィンの供給能力を大幅に拡大させている実態が表面化した。
⇒
全文(PDFファイル)
⇒
全文(HTMLファイル:図表含まず)
全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです
>>>
まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は
鰹d化学工業通信社
に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved