中国・アジアの工場進出情報

2012.5.1 Vol.24 No.8
FOCUS
ハヤカワ電線工業、杭州中心に中国事業拡大
現地総経理の人選奏功、“地産地消”目指し拠点整備

 ワイヤーハーネスを展開する「ハヤカワ電線工業」(兵庫県姫路市)は、主要顧客の家電メーカーなどの海外進出に呼応した形で積極的に海外拠点を設置してきた。「お客様の近くでモノを作る」をポリシーに、1985年の米国進出を皮切りに欧州、タイ、フィリピン、中国と相次いで現地工場を立ち上げた。中国進出は1994年の浙江省杭州市からのスタートで、現在7工場2営業所体制。設立当初から日本語が話せる中国人総経理を置き日本本社との緊密な連携体制を構築するとともに、杭州を中核とした事業戦略により業績は着実に伸長している。中国事業本部でもある「杭州早川電線」の楊煥春総経理は、「現場に一任してもらえたことが迅速な事業展開に結びついた」と話す。
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