中国・アジアの工場進出情報
2012.3.1 Vol.24 No.4
政界人脈
《ミャンマー》国民民主連盟(NLD)の新指導部
再編・中執委と新設・顧問委の顔ぶれ
ミャンマー最大の民主化運動組織「国民民主連盟(NLD)」は、再登録された合法政党として、来る4月1日実施予定の連邦・地方議会補欠選挙での勝利を目指して選挙運動を展開している。テイン・セイン大統領が進める国内政治の民主化施策に呼応して、議会政治へ参加する道を選択したのだ。それに伴い、「新生」NLDは1月初旬に指導部の抜本的再編を実施し、アウン・サン・スー・チー前書記長が満を持して中央執行委員会(CEC)議長(党首)に就任するとともに、CEC委員も全員が60歳代という「若返り」を図った。結成時からNLDを導いてきた80〜90歳代の長老幹部は新設の顧問委員に就任することになった。
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