中国・アジアの工場進出情報
2012.2.15 Vol.24 No.3
産業アナライズ<新エネルギー>
不況下の太陽電池事業に大手2社が参入
フォックスコンと漢能が急ピッチで工場新設
世界的に太陽電池事業の不振が続く中、中国で大手メーカー2社が新規参入を進める。台湾で太陽電池事業への進出が果たせなかったフォックスコン(鴻海精密工業)が江蘇省で太陽電池工場の新設を打ち出したほか、中国の漢能控股が2011年に薄膜太陽電池の3工場を立ち上げ、さらに5工場の新設を進める。長期的に成長が期待できる太陽電池事業も新規参入による大型投資で、今後の需給構造に不透明感が高まる。
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