中国・アジアの工場進出情報

2012.2.1 Vol.24 No.2
ビジネスレポート
安さとインフラ完備が売り物のホーチミン郊外の
「南タンウイン工業団地」
グエン・ミン・ フン社長に今後の販売方針を聞く

 ホーチミン市から約40キロ、ビンズオン(BINH DUONG)省タンウイン県(TAN UYEN DISTRICT)の「南タンウイン工業団地」(Nam Tan UyenIPパーク)は、日本企業にほとんど知られていないため、今年から日本企業向け活動を活発化させる。この「南タンウイン工業団地」を運営するNam Tan Uyen Joint Stock Corporationのグエン・ミン・ フン(Nguyen Minh Hung)社長(General Director)が筆者とのインタビューで語ったもので、日系企業の入居率を高めることで同団地の付加価値が高まると考えている。ビンズオン省にはシンガポールとベトナムの両国政府が開発したベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)があり多くの日系企業が入居している。そのVSIPが満杯になり近年その先に「VSIP2」が造成されたが、「南タンウイン工業団地」は「VSIP2」よりはホーチミンに近いにも関わらず価格が半分といった安さを売り物にしている。「南タンウイン工業団地」の中央をホーチミンまで建設中の幅100メートルの『ホーチミン道路』が同団地付近ではすでにほぼ完成して走行が可能となっており、さらに便利になる。「南タンウイン工業団地」の1期2期ともに標高が42〜46メートルあり、ベトナムでも増えている洪水の懸念がゼロの場所としてタイからの問い合わせも出ているという。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved