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安積敏政のアジア経営戦略講座 |
=第5回=
アジア市場の主戦場設 |
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21世紀に入り最初の10年が経過した。次の10年の2010年代に眼を据えてアジア市場を見る時、市場そのものが日本企業のマーケティングのやり方に構造的なパラダイムのシフトを求めている。このマーケティングのやり方は、機械設備のような資本財、材料などの中間財、自動車、電機、日用品といった消費財では各々異なるが、本稿では自動車、電機といった耐久消費財に焦点を当て、「アジア市場の主戦場設定」「重要性を増すアジアにおける“売りづくり”経営」「アジアにおけるSCMによる“鮮度管理”」の3点を本号、2月1日号、3月1日号のシリーズで取り上げる。 |
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