中国・アジアの工場進出情報

2011.12.15 Vol.23 No.22
FOCUS<解剖!インドネシア>
[雇用]
最低賃金は上昇止まらず、中間管理職以上は希少

 インドネシアの魅力のひとつである安価で豊富な労働力。労働人口は毎年増えており2010年の就労人口は1億人にものぼるが、うち3割は1週間の労働人口が35時間未満の不完全労働者でワーカー供給力はまだ余裕がある。ただ、他のアジア諸国同様、エンジニアや中間管理職クラスになると一挙に人口は縮小。人事や庶務などではマネージャーといえども外国人は就労できないことに法律で決められており、現地人を雇用する必要があるため外資企業の間で奪い合いが起きている。
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