中国・アジアの工場進出情報
2011.11.1 Vol.23 No.19
産業アナライズ<
環境
>
アジア初のヒートポンプ・蓄熱技術ネットワーク設立
アジアでの省エネ・CO
2
排出削減目指し、
中印韓越の4カ国が参画
2011年10月4日、アジア初となるヒートポンプ・蓄熱技術の多国間ネットワーク「アジア・ヒートポンプ・蓄熱技術ネットワーク」が設立した。アジアで長年続いている電力不足の主要因は冷房用電力需要で、建築物の6割を占めるに至っている。ヒートポンプ・蓄熱システムは、昼間の使用電力を削減することでピーク電力抑制に有効な上、省エネルギー、CO
2
排出削減効果がある。日本は同分野において世界でも先行している。一方、アジアでの普及については増加傾向にあるとはいえ、価格面や認知不足で加速的な採用増加に至っていないのが実情だ。これらシステムをアジア全体で早急に普及させることが、世界のエネルギー需給緩和や温暖化防止に結びつくとし、エネルギー消費大国である中国とインドを含む4カ国が参画してスタートを切った。活動を通じて他アジア諸国への参画呼びかけも積極的に行い、ネットワーク拡大を目指す。
⇒
全文(PDFファイル)
⇒
全文(HTMLファイル:図表含まず)
全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです
>>>
まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は
鰹d化学工業通信社
に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved