中国・アジアの工場進出情報

2011.10.15 Vol.23 No.18
産業アナライズ<化学>
活発化するタイヤメーカーの新増設計画
中国・インド・タイ中心に100億円超の大型投資が続出

 アジア地域を中心に活気づく自動車市場拡大に伴い、国内タイヤメーカーの新増設が活発に行われている。特に人口増加と経済発展が続く中国やインドに注目が集まっており、自動車の販売台数は中国では2010年の1,686万台から2015年に2,450万台へ、インドでは280万台から460万台(仏ミシュランタイヤ)への伸長が予測されており、各社が増産対応を急ぐ。最近では東洋ゴムがマレーシアで、ブリヂストンが中国、米国での設備投資を発表、横浜ゴムもインドでの投資を検討しているとみられる。海外大手の新増設計画も活発化している。
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