中国・アジアの工場進出情報

2011.10.1 Vol.23 No.17
ビジネスレポート
日系大手向けに急成長のタイ・ローカルの
P・クオリティ・マシーン・パーツ

 バンコク郊外のサムットプラカン県でタイの日系大手向け精密切削部品製造で急成長中のP・クオリティ・マシーン・パーツの活気あふれた工場を訪問した。同社は操業開始してちょうど10年。かつてホンダなど日本企業でエンジニアとして技術を習得、その経験を基礎に独立、同社を創業したパタナサック(Pattanasak Saensomros)社長(MD)によると、同社の「2010年の対前年比生産個数は2.1倍で月間300万個を上回った。会社を大きくすることが目標です。今後5年で現在の倍の1,000人の従業員数にし、タイの証券取引所に上場するつもり」という。パタナサック社長は40歳になったばかりの若手経営者で独身。警察官(大佐)の父の元で育ち、タイのノンタブリ県にあるモンクット王工科大学(KMIT)で機械を専攻、同大を卒業後にチョンブリ県バンセンにあるブラパー大学でMBA(経営学修士)も取得した。卒業後はタイのトヨタのサムロン工場で1年勤務してからタイのホンダに移り12年間働いた。ホンダではサムロン工場、ラクラバン工場、日本でも浜松、熊本工場で計4年間にわたって研修した。
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