中国・アジアの工場進出情報

2011.10.1 Vol.23 No.17
FOCUS<カンボジア進出始まる!
カンボジア概況

 今年に入り、カンボジアへの日本企業の進出が急増している。オーナンバがワイヤハーネスの製造会社を設立、この9月から生産を開始したほか、郵船ロジスティクス、大気社、日本トランスシティ、日本通運、住友電設なども拠点を設立している。もちろん進出企業数はまだまだごく少数だ。カンボジア日本人商工会(JBAC)によると、進出企業会員数は6月29日時点でわずか61社に過ぎない。しかし今年に入ってからの増加率は過去にさかのぼっても例を見ないほど。JBACでは「年内に80社まで増える可能性もある」との見解を示している。実際に日系企業によるカンボジアへの投資は昨年は6月以降に6社で計3,500万ドルだったのに対し、今年は5月までに20社、1億ドルを超えているという。
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