中国・アジアの工場進出情報

2011.10.1 Vol.23 No.17
トピックス
ホクト、台湾子会社設立でアジア展開本格化
ブナシメジ第2工場建設決定/
雪国まいたけは吉林省でエノキ増産

 ブナシメジやエリンギで国内トップのホクトは台湾支店を現地法人化し、アジア展開を加速させる。9月にはブナシメジ第2工場建設にも着手、2012年9月からの収穫開始を見込む。当面は台湾市場中心に供給し、将来は中国や東南アジア市場向け展開も視野に入れる。雪国まいたけも吉林省のエノキダケ第2工場建設を決定し、中国事業拡大を狙っている。アジアでのきのこ市場は施設栽培による安定した品質が好評を博しており、両社とも現地工場はフル稼働が続いている。またともにアジアを中心とした海外展開加速化を掲げていることから、今後も積極的な設備投資が続くと見込まれる。
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