中国・アジアの工場進出情報

2011.9.15 Vol.23 No.16
投資環境スタディ
「アジアの驚異」「投資天国」で経済開発めざすスリランカ

 日本企業の注目度が増すスリランカ投資でコンサルティングなどを行う株式会社ビズコン(BIZCON CO., LTD.、本社東京)社長のサーガラ・ペッターワドゥ氏(DR Sagara Peththawadu)は1967年スリランカ最大都市であるコロンボ生まれ。高等学校を卒業後、コロンボの商社に就職、その貯金も使って1990年から日本に自費留学、苦学しながら亜細亜大学大学院経済学研究科で経済学修士、そして、2006年には同大学院経営学研究科で経営学博士号を取得している。日本語は日本人並みの仏教徒。同氏によると、日本にスリランカの有名な産物である紅茶、宝石、スパイス(香料)の輸入商社や日本からの中古車輸出業があり、在日スリランカ人が経営しているが、コンサルティング関係ではビズコンだけという。「日本企業専門の窓口としてスリランカとの架け橋になりたい」というサーガラ氏に「投資天国を目指している」というスリランカの現状について聞いた。
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