中国・アジアの工場進出情報

2011.9.1 Vol.23 No.15
ビジネスレポート
タイの台湾企業の余裕

 日本の大手企業も顧客にする台湾系のタイ工場2社を訪問したが、日頃タイで訪問している日系企業に比べ雰囲気がかなり異なることに気づいた。違いをひとことで言えば、余裕ある経営という感じで、広大な余裕あるスペースをもつ工場で、「三大工業」では社名から大会社を目指しているのかと思ったが「会社を大きくするのは目標ではない」と説明され、やはり台湾系のケミカル工場ではケミカルから受ける環境破壊のイメージを無くすため広大な森を工場の周りに造成している点などだ。工業団地内などでなく周囲に他の工場が極めて少なく、日系工場はまず進出しない幹線道路からかなり入りこんだ場所に工場を建てている。
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