中国・アジアの工場進出情報
2011.8.1・15 Vol.23 No.14
ビジネスレポート
日本の本社オーナー社長自身が中国に駐在して
陣頭指揮する3つのケース
日本の中小、中堅企業の中国への工場進出が成功できるかどうかの秘訣は、本社のトップ自身が中国に常駐できるかどうかにあるようだ。以下に紹介する広東省深の「テクノセンター」(日系企業の工場団地)に進出している日本3社は、それぞれが日本でも操業を続けている企業のオーナー社長自身が中国工場に常駐して、日本を含む経営の指揮を中国から行っている点で共通している。テクノセンターではこの3社以外でも同様のケース(日本の本社社長が中国に駐在)が多く、優秀な中国人社員を抜擢していることなどでも共通している。中国に進出している日系企業では反日運動の経験などを踏まえ、経営のローカル化を進めているところも多いが、小さい事までいちいち日本の本社に相談したり、駐在者がひんぱんに交代するようでは中国人従業員の不満も見抜けずに争議につながる。中国に限ったことではないが海外工場は決定権がある人による経営が不可欠だ。
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