中国・アジアの工場進出情報

2011.7.1 Vol.23 No.12
トピックス
TOTO、福建省で衛生陶器新工場建設
ブランド力生かしトップシェア堅持/2017年売上高目標420億円

 TOTOは、福建省州市に中国で4カ所目となる衛生陶器工場を建設する。現在上海で第2工場を建設中だが、それを上回る需要拡大が見込まれるためだ。新工場が稼動する2013年8月には年産300万個体制が整い、“世界最大の需要地”での事業拡大を図る。同社は1970年代から中国で事業活動を行っており、すでに高級衛生陶器市場のシェア4割を握っている。高級ブランドの代名詞の1つにもなった「TOTO」ブランドの地位に甘んじることなく、内陸部への拡販ときめ細かな販売網・技術サポートを通じたサービス拡充を図り、トップシェア堅持とさらなる事業拡大を目指す。
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