中国・アジアの工場進出情報

2011.7.1 Vol.23 No.12
産業アナライズ<環境>
代替フロン、中国から大量排出
半導体工場由来中心/条例施行で管理制度スタート

 国立環境研究所が2010年5月、「東アジアにおけるフッ素系温室効果気体の排出実態調査」の結果として、大量の代替フロン排出が中国から発生していることを発表した。オゾン層保護を目的に国際的な取り組みが進む中、中国も国際規制に準じ削減・撤廃対策を講じてきた。しかし世界の生産地に加え最大需要地ともなった同国において、環境対策は始まったばかり。経済発展に伴う内需拡大によりエアコンや冷蔵庫といった家電製品の普及も急増する中、CO2排出量削減に加えODS(オゾン層破壊物質)削減策についても本腰を入れて取り組む必要があるだろう。
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