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産業アナライズ<化学> |
台湾の石化事情〜安定稼働でエチレン生産も過去最高
今後の輸出戦略に課題/設備投資は停滞 |
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2010年の台湾石化産業は安定的な稼働状況だった。エチレン生産は過去最高となる392万9,135トン(前年比2%増)を記録。台湾におけるエチレン総生産能力401万5,000トン(台湾中油108万トン、台塑石化293万5,000トン)の97.8%に相当し、ほぼフル稼働状態を維持した。しかし近年は設備投資が停滞し、世界相手の競争力という面では足踏み状態が続いており、今後の大きな課題となる。 |
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