中国・アジアの工場進出情報

2011.6.15 Vol.23 No.11
産業アナライズ<環境>
海外水ビジネスの自治体参画相次ぐ
水道事業運営ノウハウ輸出/官民連携課題も

 日本の地方自治体が相次いで海外水ビジネス事業に参画を図っている。これまで民間企業が中心となって海外進出を狙ってきた中で、長年水道事業の運営・管理を担ってきた水道事業体=地方自治体の持つノウハウを合わせ、設備・部材展開から運営を加えたトータルシステムとして受注獲得を狙っている。国内最大の水道事業体・東京都を筆頭に、大阪や北九州、横浜などが、官民連合による事業展開を推進中だ。一方、長年公共事業として展開しているため、企業との連携形態や進出先への提案手法など課題も多い。日本の水ビジネス展開手法が世界に通用するか、今が勝負のときといえる。
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