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ビジネスレポート |
工業用ゴム製品の製造を開始したシープロン化成
「ベトナム、インドネシア、フィリピン市場はタイから狙う」 |
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シープロン化成(大阪市港区福崎3丁目1-94)が初の海外進出としてタイに進出、工場の生産ラインで使われるゴムやシリコンのローラーなど各種工業用ゴム製品の製造販売を開始した。タイ法人はタイ・シープロン(THAI SHEEPRON)で、バンコクから北、アユタヤのサラブリ方面への幹線道路沿いにあるFASTFACと呼ばれる工業団地の貸工場での生産を開始した。タイの資本金は400万バーツで日本シープロンと役員の全額出資でトータルのタイ投資費用は約3,000万バーツという。タイ・シープロン工場の1階だけの面積で850平方メートル、家賃は月9万バーツ。主にタイ国内市場を狙う投資であることなどからBOI(投資委員会)に申請した投資ではない。タイ・シープロンの代表者は日本の本社社長である有本茂(ありもと・しげる)氏が兼務、現在、工場の本格立ち上げの陣頭指揮をタイでとっている。 |
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