中国・アジアの工場進出情報
2011.5.1 Vol.23 No.8
産業アナライズ<化学>
ポリエステル原料のアジア需給動向
2010年需要好調〜PX・EGタイト化/PTA軟化へ
ポリエステルの原料PX(パラキシレン)〜PTA(高純度テレフタル酸)およびEG(エチレングリコール)の2010年需要は、年間を通して好調に推移した。リーマンショックによる需要収縮からの立ち直りに加え、第4四半期以降の綿花急騰に伴うポリエステルの代替需要が追い風となり、特に世界最大の消費地である中国では旺盛な内需に加えて輸出も好調だった。2011年以降は、中東・北アフリカ情勢や中国の金融引き締め政策などの不安要素があるものの、安定的な経済成長が続けばポリエステル製品自体の需要は堅調な増加が確実視される。
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