中国・アジアの工場進出情報

2010.12.15 Vol.22 No.22
ビジネスレポート
タイの労働者不足へのミネベアの対応策
飯島守皓東南アジア総支配人(ミネベア執行役員)に
バンコクで聞く

 アジアに限ると、タイ、中国、シンガポール、マレーシアに工場を構えるミネベアだが、今後もタイを「メインの生産基地」と位置付けている。タイは世界のグループ売上高の50%を占め、さらに新たに2つの新工場を建設予定。ミネベアのボールベアリングの月産能力を現状の2億個強から4,000万個増やす工場、およびボールベアリングの応用製品であるピボットアセンブリーの新工場だ。ミネベアの主力工場であるタイの現状についてミネベア執行役員で東南アジア総支配人(President Group Operations in South East Asia)である飯島守皓(いいじま・もりひろ)氏にバンコク事務所でインタビューし、タイでの労働者不足問題の解決策などを聞いた。ミネベアのタイ法人NMB−Minebea Thaiは、1999年以来、タイ関税局の輸出貢献上位10社に入り「ゴールドカード」メンバーに分類されている。
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