中国・アジアの工場進出情報

2010.12.15 Vol.22 No.22
ビジネスレポート
最先端LED電球の生産開始で拡大ピッチ早まる
インドネシアのパナソニック法人が満足する豊富な人材

 インドネシア東ジャワ州東ジャワ州パスルアン県ルンバン市にある国営パスルアン工業団地(Pasuruan Industrial Estate Rumbang=PIER)内に電球製造工場を構えるパナソニック・ライティング・インドネシア(PLI=PT. Panasonic Lighting Indonesia)では、今年年初に重要が伸びるLED(発光ダイオード)電球の生産を日本から全面移管した。PLIの中川茂一社長は、「製品開発から製造販売まで、常に新製品を、日本からではなくこのインドネシアの東ジャワから世界に発信していく」方針。「現在は製造している98%近くが日本市場向けですが、今後2年間で現在2〜3%のインドネシア市場向けを10倍の20〜30%に拡大させたい」(同)方針で、人口2億3,000万の同国市場開拓にも本腰を入れる。
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