中国・アジアの工場進出情報

2010.11.1 Vol.22 No.19
ビジネスレポート
『象のビル』に入ってから業績向上したKANSEI

 バンコクのパーホンヨーティン通りにひときわ目立つ『象さんの形をしたビル』(エレファント・タワー)内で、金型部品の製造、販売など特殊鋼を使う部品のエンジニアリングサービスを提供しているKANSEIというタイ生まれの日系企業の業績が絶好調だ。このビルに移転してから業績が急に伸びたので、昨年まではこのビル内で借りていた本社(440平方メートル)を買って自社保有にした。KANSEIの川内英二(かわうち・えいじ)社長(1961年8月生まれ)は、兵庫県の西宮市にある関西(かんせい)学院大学商学部卒だが、この母校の名を会社名とした。タイで出資している3社の日系の金型関連のグループ会社の経営も好調で、「今後も日本の金属関係の中小企業で東南アジアに出たいが資金面や情報、人材不足などの問題を抱えるところを応援したい。グループ会社になってもらい、金型も供給したい」と川内さん。 
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