中国・アジアの工場進出情報

2010.11.1 Vol.22 No.19
トピックス
工作機械がアジア向けで好調
一方、岐路に立たされる日本勢

 日本工作機械工業会がまとめた9月の工作機械受注額は、920億1,100万円(前年同月比113.6%増)となり10カ月連続で増加した。牽引しているのはアジア地域。自動車、電機・精密機械が好調で362億円(2.5倍)と12カ月連続で増加。東アジアも2カ月連続で今年の最高額を更新、なかでも中国は256億円となり外需全体のほぼ4割を占め史上最高額を記録している。ちなみに内需も271億1,700万円(38.7%増)と10カ月連続プラス。だが前月比では5.3%減と2カ月連続のマイナス。一時的な消費の落ち込みに加え、円高などによる先行き不透明感から設備投資に慎重な動きが見えた。決算月の企業が多いにもかかわらず減少したことは、国内市場の停滞感を示している。
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