中国・アジアの工場進出情報
2010.10.1 Vol.22 No.17
産業アナライズ<化学>
ポリプラスチックス、インド市場開拓に本腰
次期中計で成形材の委託生産開始/
中国など候補に主力樹脂増産
エンジニアリングプラチック大手のポリプラスチックス(ダイセル化学工業55%/ティコナ45%出資)は、2011年度(12月期)から3カ年の中期経営計画を始動する。新中計の目玉は、世界最大のエンプラ消費地である中国と、巨大新興市場インドにおけるシェア拡大だ。日系や欧米企業の進出が相次ぐ両国で、電子・電気(E&E)および自動車部品向けに、主力製品であるPOM(ポリアセタール)樹脂やLCP(液晶ポリマー)を拡販する。同社が売上高の約3割を稼ぎ出す中国では、「ミドルエンド市場」の開拓に注力。一方、インドでは中計期間中に成形材料の委託生産を開始する計画。技術支援にも力を入れ、シェア拡大と収益確保を両立を図る。
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