中国・アジアの工場進出情報
2010.10.1 Vol.22 No.17
産業アナライズ<自動車>
日本のボディ技術はコピー対象
ここから日本は利益を得られるか
過去3回にわたってEV(電気自動車)、変速機、エンジンと、順番に中国など新興国での技術トレンドを見てきた。今回は自動車のボディを取り上げる。いわゆるプラットフォーム、自動車の車体を構成する基本骨格の設計である。現在、中国には国営および独立系の自動車メーカーが180社程度あると言われているが、年間1300万台に達した自動車需要の9割を上位20社ほどの製品が占めている。外資自動車メーカーによる現地生産モデルはいまだに乗用車の半数以上を占めるが、独立系自動車メーカーの「自前設計車」が昨年は3割のシェアを握るに至った。それらのモデルの多くは、中国に50社ほどあるエンジニアリング会社や海外のカロッツェアリア(自動車デザイン・設計会社)およびエンジニアリング会社からボディ設計図面そのものを購入したものだ。この分野のビジネスは、ますます盛んになってきた。
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