中国・アジアの工場進出情報
2010.9.15 Vol.22 No.16
ビジネスレポート
ベトナム北部に第2工場を着工(9月)
ホーチミン郊外の広田プレシジョン・ベトナム
去る7月1日号(2010年)のAMRで、生産能力を3倍上回る金型の受注で悲鳴をあげているホーチミン市の日系金型メーカーである協伸ベトナムの好況の現状を紹介したが、やはりホーチミン郊外のドンナイ省ニョンチャック(NHONTRACH)工業団地に金型工場を構える広田プレシジョン・ベトナム(広田直人社長)では、今月9月中にもベトナム第2工場としてハノイの北部に新工場に着工、2011年4月の完成を目指す。1999年からベトナムで操業している広田プレシジョン・ベトナムについては、やはり2009年7月1日号のAMRで、創業以来ストが無い秘訣をストに見舞われた日系大手が学びに来たこと、全額会社負担による従業員全員の海外慰安旅行の実施、全従業員の家庭に全額会社負担によるパソコンの支給といった従業員福祉に力を入れている実情を報告したが、このほど3年目、第3回目の全従業員の海外慰安旅行をシンガポールに向けて実施した。
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