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リース会社のアジア戦略(下)
専門リース会社も進出加速 |
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リース会社のアジア事業が加速している背景には、国内市場の低迷があることは間違いない。日本国内のリース取扱高は、(社)リース事業協会の統計によると2009年は4兆9,219億円にまで落ち込んだ。これは1986年度の水準でピーク時の半額規模である。リース各社は、東京リースとセンチュリーリーシング、ダイヤモンドリースとUFJセントラルリースの合併や、リースに二酸化炭素排出権を付加した商品を開発するなど、様々な勝ち残り策への取り組みを進めている。なかでも各社が力を入れているのが、アジア市場への進出である。 |
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