中国・アジアの工場進出情報
2010.8.1・15 Vol.22 No.14
バンコクレポート
三菱自がタイでグローバル・スモール生産
トヨタはハイブリッド車「プリウス」を検討
タイでは「景気がよくなると自動車のニュースが増える」と言われる。今年6月末から7月には、日産自動車がエコカー「マーチ」の日本向け輸出を開始、トヨタ自動車がタイ工場を1トン・ピックアップ・トラックの輸出拠点にする国際戦略車(IMV)で輸出が累計100万台を突破。さらに三菱自動車はタイ工場の生産が200万台に達し、各社はそれぞれ現地で記念式典を開いた。日産はカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)、三菱自動車は益子修社長がバンコクを訪れ、将来の拡充計画を発表した。一連のイベントは、東南アジア諸国連合(ASEAN)におけるタイ自動車産業のV字回復を強く印象づけた。
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