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ビジネスレポート |
高付加価値化で勝負するタイのT.U.W テキスタイル |
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大阪の企業が合弁で1987年にタイに進出した「T.U.W テキスタイル」では、近年、生産数量が3割減っても売上高が減っていないこともあったが、これは付加価値を高めた製品にシフトすることに成功していることを示すもの。だが、厳しさはコスト削減が迫られる中で工場内では約2,500人の従業員を抱えており、平均年齢は31歳、平均勤続年数7年で採用後3カ月経過した従業員は安定して勤続している。逆に3カ月未満は退職者が多い。同社の代表取締役、水本道晴(みずもと・みちはる)社長が「私達はトヨタ生産システムを繊維業界に初めて導入して改善活動を進め、ジャストインタイムでのモノづくりを徹底して、顧客満足を提供することに努力している」と誇る工場を見学させてもらった。 |
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