中国・アジアの工場進出情報
2010.1.1・15 Vol.22 No.1
産業アナライズ<金融・証券>
競争が激化するベトナムの保険市場
生保に続いて損保でも外資参入が相次ぐ
ベトナムの保険市場をめぐる競争が激化している。住友生命保険がベトナム最大手の国営銀行と提携し、共同出資の生保会社を現地に設立して事業展開することで基本合意した。ベトナムはWTO(世界貿易機関)の加盟に向けて保険市場の開放を公約し、欧米の保険会社が一斉に現地市場に進出しており、とくに生保分野では英プルーデンシャル保険が最大手の地位を確立するなど、外資が大きなシェアを確保している。一方で損保分野ではベトナム資本の保険会社が大きなシェアを握っているが、外資も損保分野を強化しつつあり、今後はベトナム勢との競争激化は避けられない情勢だ。このため、ベトナム損保最大手のバオベトグループが昨年6月にホーチミン証券取引所に株式を上場するなど財務基盤の整備を急いでいる。
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