中国・アジアの工場進出情報

2009.12.15 Vol.21 No.22
華人企業家の夢と野望
タイ内外鉄道整備・新設構想と華人企業家の「夢と野望」
―― 李景河・天文の親子は二人三脚で進む

 1925年、広東省普寧県で生まれた彼は、第2次大戦終結前後の混乱期にタイに渡った。以来60数年。王室に繋がる名門ラムサム(伍)一族やタイ最大の多国籍企業CP(正大)集団を経営するチョウラワノン(謝)一族とは、2人の息子を通じて華麗なる閨閥を築き上げる。自らは対中ビジネスに意欲をみせるタイの華人企業家を束ね差配する。文民政権であろうがクーデターによって生まれた軍人政権だろうが、政権中枢とは極めて“親密な関係”を持ち太いパイプを内外に誇示する。彼、スチャイ・ウィラメタクーン(李景河)こそ、「夢と野望」を語るに相応しい華人企業家といえるだろう。(本連載、07年5月1日、09年2月15日号を参照されたい)
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