中国・アジアの工場進出情報
2009.12.15 Vol.21 No.22
産業アナライズ<自動車>
中国製乗用車の商品力総点検・その1
内装の質感と「イヤな臭い」の改善
海外メジャー勢の総欠席と会期短縮で華々しい話題に欠けた東京モーターショー。その直後に開催された広州モーターショーはまさに盛況。東京を欠席した欧米勢も広州は休めない。自動車市場が地方都市へと拡大している中国では、モーターショーは消費者が「あした買うクルマを選ぶデパート」であり、各社ともアピールに必死だった。そんな中で、とくに元気が良かったのは、外資合弁よりも割安な商品を提供している中国の独立系自動車メーカーだ。1600cc以下だと購入税が半額になり、しかも農村部では「汽車下郷」政策で補助金が出る。クルマを買うチャンスが巡ってきた。09年は沿岸部よりも内陸部都市で自動車市場が盛り上がった初めての年だった。そして、地方で需要の多い10万元以下の安価なモデルは独立系ローカルブランドの独壇場になってきた。今回から3回にわたって、中国で売られている乗用車の印象をレポートする。
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