中国・アジアの工場進出情報
2009.11.15 Vol.21 No.20
ビジネスレポート
タイCPグループと日本企業を橋渡し
タイで活躍する生涯現役の日本人ビジネスマン
長瀬産業のシンガポール法人社長を最後に1999年12月に長瀬産業を定年退社し、児玉化学工業に2000年1月1日付で入社、3年前までは同社常務でタイ法人のタイ児玉(TKC)社長を兼務していた今野興氏は09年11月現在でもタイ最大財閥の1つで農業関連の多国籍企業、アグリコングロマリットとして知られるCP(CHAROEN POKPHAND)グループのエネルギー部門であるCEWA上席顧問、その関連会社であるSMC(SYNERGY MARKETING)社の社長兼CEOとして活躍中。このほどバンコクで筆者と会見した今野氏は「現在の私の仕事はCPグループと日本企業のビジネス関係を増やすことがメイン。しかしCPが計画中のメコン河の発電所計画でも中国企業から多くのアプローチがあることに比べ日本企業の動きが鈍い。日本企業のより積極的なCPとの関係構築を期待している」と語った。
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