中国・アジアの工場進出情報

2009.11.15 Vol.21 No.20
産業アナライズ<自動車>
ドイツの名門サーキットを中国車が走った!
奇瑞「マルチブランド」展開への第一歩

 独立系自動車メーカー大手の奇瑞汽車は10月上旬、「瑞麒(Riich)」ブランドの新型セダン「G5」をドイツのニュルブルクリンク・サーキットに持ち込んだ。自動車メーカーが市販前のモデルをここに持ち込んで周回タイムを計測することは珍しくないが、「G5ニュルブルクリンク・チャレンジ」は中国の自動車メーカーとして初の試みだった。瑞麒が「安いクルマ」ではなく「欧州車と同様に高速走行をこなし運動性能にも優れたセダン」であることをアピールするイベントだったが、中国で設計・製造された市販車がここを走るということ自体、ひとつのエポックである。リーマンショック以降の世界的な自動車不況の中、中国だけは自動車市場が拡大してきたが、その勢いを来年以降につなげるためには商品面での新しい展開が要る。マルチブランド展開へと動き出した奇瑞には注目したい。
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